春季英検対策を振り返って
今年度の第一回英語検定は二次試験が終わり、7月19日にはその合否が出ました。多くの生徒さんに受講頂いた春期対策の結果ですが、英検5級合格者7名、4級合格者1名、3級合格者2名(両方小学生)、準2級が3名、そして2級の合格者が6名。今回も参加者の8割以上が合格してくれたので、非常にいい手応えを感じています。今回残念ながら受からなかった生徒さんも次の受験に備え、継続しましょう。特に小学生は受講者が全員合格し、生徒さん達のやる気も向上したというお話をたくさんいただきました。保護者様からは継続した英検対策の希望を頂くなどご好評を頂いております。
また2016年度から英検2級と準1級に関しては試験内容が改訂され、よりアウトプットを意識した内容に変更されていました。私自身、その変更内容を確認するために今回は7年ぶりに準1級を受験してきたのですが、ライティングの配点が以前とは比べ物にならないくらい大きくなっていた事に驚きました。更にその内容も以前よりも長く、質の高いものを求められているように感じました。以前英語教育改革についてお話しした際にも触れましたが、英検は文部省後援だけあり、2020年に行われる英語教育改革の意向をこれでもかというくらいに汲んでいます。例えば、高校生の学習到達目標の一つに「英語を用いて社会的な問題や時事問題について討論したり、課題発表をしたりすることが出来る」とあるのですが、これは英検二級の面接と英作文が該当します。外国人と直に触れ文化と言語を学ぶ経験を重ねる事、そして国の求める英語力をつけるために英検を取得する事の両立が、これからの世代が活躍するために必要な英語力となることは間違いありません。これからも生徒さん、保護者の皆様のニーズにあったクラスを展開出来ますよう努力してまいりますので、今後も応援のほどをよろしくお願い致します。