☆2018年度小学生英検対策クラスについて☆

2018年度小学生総合クラスについて

2017年度後期小学生英検対策の結果

小学4年生Kさんは春期に英検4級と冬期は3級に合格。小学6年生のS君も秋期に英検準二級に合格する事ができました。他にも参加してくれたほとんどの生徒さんが5級や4級に合格し、今後更なる飛躍を期待しています。

 

保護者様からの評判も良く、皆さんから継続した英検対策の希望も頂いています。継続した英検対策を行い、合格者を増やしていく事は当校の生徒さん達の自信を深める事にも、また生徒さん達の英会話力と理解力の向上にも繋がっていると実感しています。

 

これからの課題

英検の対策中心の講義では試験ノウハウを重視するため、結果は早くでますが文法的な基礎は固めるには十分とはいえません。他方でライティングクラスの生徒達は英検対策の進度は比較的ゆるやかであったものの、着実に英語の構造そのものを理解しつつあると実感しています。日本人として母語ではない英語を扱う以上、また将来中学校での授業に備えるためにも、もう少し時間をかけてでも基礎的な文法の理解は必須です。

 

2018年度への解決策

上記の過程をふまえ小学生のライテイング(文法)クラスと英検対策クラスを統合し、新たに小学生総合クラスを提案させて頂きます。2018年度から小学5、6年生は英語が教科化されますが、小学生総合クラスを受講する事で着実に英検5級,4級,3級を取得するとともに、学校の成績向上に限らない英語の根本的な理解を目指します。

 

具体的な小学生英検対策クラスの展開方法

 

  • 今年度も小学生英検対策クラスで使用してきたオールイングリッシュの文法教材を使い、中学1~2年レベルの文法を楽しく学習していきます。具体的には音読と学んだ内容を実際に会話で使用することで、いかにして自然に文法的な法則にも気がつくようなクラスを展開していきます。

 

  • 生徒さん達のレベルに合わせて、クラス全員で英検を受けるタイミングを決めます。試験直前の1~2ヶ月は教材を変え、英検のリスニング・筆記の過去問題を使って授業を展開。答えを導くための最適な考え方を習慣化していきます。

 

  • 会話クラスで使用してきた教材を応用し、今まで感覚で学んできた事をベースに小学生総合クラスで新しく学んでいる内容を繋げていく事で学びの効率と効果を最大化していきます。パンプキンの教材を応用する事が前提になりますので、小学生総合クラスは当校に通っている小学4年生以上でPLS方式7級に到達されている生徒さん、クエスチョン・アンド・アンサーの文字カードが読める段階に到達した生徒さんに限らせて頂きます

 

中学生までに教えるべき内容とは何か??

私の提案する目標は、パンプキンの小学1-3年生であればアルファベットの読み書きができ各単語の発音ができる事です。(A~Zまで長母音・短母音とC・Gの強弱を含めた33の音)また基礎的な日常表現や質問をネイティブが英語で話し、理解できる事を前提に、3~4年生でフォニックスを理解し3~4文字の単語が読める事、そして小学校4~5年生の段階ではフォニックスを完全にマスターし英検5級(中学1年生レベル)であれば正しいアクセントとリズムで音読が出来る、そしてその内容がリスニングベースで理解でき、かつ自分の言葉に変えて第三者に伝える事が出来る事。そして5~6年生の段階では英検4級(中学二年生レベル)で同様の事が出来るようにする事です。

 

 

この目標を達成する事で後々学校で学ぶ事になる英語学習が文法を解読するパズルではなくなり、問題を解くたびに頭の中で、または口に出して読む事が出来るようになります。少しずつの積み重ねは、着実に変化を起こす事が可能だと思っています。

 

 

基準とした目標に物足りなさを感じる方もいらっしゃるかと思いますが、学んだ内容を音読や発話でアウトプットする十分な時間、学んだ事を消化し、着実に学んだ文法事項を記憶として定着させる事までを視野に入れると全員達成を前提とした場合、上記目標設定が最適です。

もちろん小学生で準二級や二級に挑戦されている生徒さんもいらっしゃいます。

学習意欲にあふれ、更に上を目指したい生徒さんは担当、進藤までご相談ください。